競馬予想サイトのアフィリエイトコードについて

競馬予想サイトのリンクの後についている文字列、通称「アフィリエイトコード」について

競馬予想サイトのURLの後ろに数字やアルファベットの文字列(パラメータ)がくっついているのを見たことがある方は多いと思います。

今回はその文字列が一体何なのか、その文字列はどういったものなのかについて詳しく解説していきたいと思います。

つまおじ

よく検証サイトから競馬予想サイトのURLをタップするとついてるよね

うまゆき

あれはURLパラメータですね。色んな使われ方があるけど、主にどれもサーバーとのやり取りに使われるものなので、使い方によってはリンクからどれくらいのアクセス数を流したかなどが確認出来るようにすることも出来るんですよ

つまおじ

そうなの?でもアクセス数なんて数えて何に使うんだろ?

うまゆき

自分のサイトのアクセス数や価値基準を計ったりも出来るし使い方は人それぞれですね。リンクの集計だって勿論出来るし、使いこなせば何だって出来るとても便利なパラメータなんですよ。例えばアフィリエイターなんかは成果の確認先としてアフィリエイトコードとして使ったりもしてるしね。

つまおじ

ア…アフィリエイター…??

うまゆき

…。どうやら先にアフィリエイトの仕組みから教えておいたほうが良さそうですね(笑)

そもそもアフィリエイトって何?

アフィリエイターはURL末尾に付いているパラメータをアフィリエイトコードとして使用するのが一般的です。ですのでアフィリエイトコードの話をする前にまずは「アフィリエイト」というものについて説明していきましょう。

アフィリエイトとは、インターネット広告の手法のひとつで「成果報酬型広告」とも呼ばれており、「アフィリ」や「アフィ」と略されることが多いです。

アフィリエイトって稼げるの?

昨今では副業を行う人が増えており、これを読んでいる人の中にも副業を調べた際に「アフィリエイトブログの運営」が副業の一つとして出てきたという方がいらっしゃると思います。

この記事を読んでいる人の中で副業を始めようと思って調べた際に、アフィリエイトブログの運営が出てきたという方はいらっしゃると思いますが、実際どのくらい稼げるのでしょうか?

この疑問については「アフィリエイトマーケティング協会」が2005年から毎年行っている「アフィリエイト・プログラムに関する意識調査」でまとめられています。

資料によるとアフィリエイトを行っている人で月に1万円以上稼いでる人は全体の約46%ほどで、それ以下はお小遣いと呼べるか怪しいレベルでしか稼げてないという結果になっています。

ですが、全体の約20%は月に20万円以上の収入があると答えたという結果も出ており、副業というよりはもはや本業レベルで稼いでる方がいるのも事実です。

この結果からアフィリエイトは稼ぐことができるということがわかります。

アフィリエイト広告の歴史

アフィリエイト広告が生まれたのはちょうどインターネットというものが一般的に普及してきたタイミングである1996年、アメリカ合衆国で生まれたとされています。

その3年後の1999年にバリューコマースアフィリエイトプログラムをはじめ、日本でもアフィリエイトというものが普及し始めて翌年「A8.net」もサービスを開始しました。

更に2003年には「楽天市場」楽天アフィリエイトを開始し、2004年にはGoogleも参入し「Googleアドセンス」というサービスを開始しました。

2010年にPPC広告(リスティング広告やディスプレイ広告など)が規制を行われた際にメールマガジンを配信して、読者を商品を誘導する「メルマガアフィリエイト」というものが普及しました。

2023年今現在では話題になっているキーワードなどで記事を書くことで、大量のアクセスを集めて広告のクリックを増やす「トレンドアフィリエイト」というものが主流になっています。

うまゆき

このようにアフィリエイト自体、かなり昔からある広告手法なんですよね

つまおじ

てっきりここ5年くらいで生まれたものだと思ってたから意外!

うまゆき

確かにここ数年の副業ブームで聞くようになったって人も多いかもしれませんね(笑)

アフィリエイト広告のタイプ

アフィリエイト広告は広告主が設定している報酬が発生する条件によって分けられ、以下の4つが主な分類となります。

消費者である私たちにはあまり関係ないように見えますが、知っておくことでこれはどういう広告なのかという判別ができるようになるので覚えておきたい情報です。

成果報酬型

一般的にアフィリエイト広告の中で一番ポピュラーな分類で、ブログや動画などを見た人が広告を経由して商品やサービスを購入などを行った場合に、その件数に応じた報酬が支払われるという型です。

この成果報酬型で取り扱う商品は、化粧品などの物品として存在しているものから情報商材といった情報に価値が存在している物など多岐に渡ります。

固定報酬型

固定報酬型は広告主が固定報酬を支払い、一定期間広告を掲載してもらう広告でネット上だけでなくて見かける広告のあり方です。

影響力が大きい大手のメディアなどはこの固定報酬型の広告枠を設けていることがあります。

クリック型

クリック型はその名前の通り、バナーやリンクなどをクリックされた回数によって報酬が決まります。

クリックさえ行ってもらえれば問題ないため、それが興味があってのクリックではなくミスクリックなどで回数を増えても報酬に影響がありません。

そのため、ミスクリックをさせるようなインタースティシャル広告オーバーレイ広告が採用されたりします。

このクリック型の広告は、広告を見る閲覧者にとっては煩わしいものなので広告先への悪印象を抱くことがありますが、「そもそも良くも悪くも名前が話題になればよい」と炎上商法になることを前提に、この広告を行う場合があります。

インプレッション型

インプレッション型はブログなどのメディアに広告が表示された回数に応じて報酬が決まる広告で、他3つに比べると条件が緩い分1件の単価が安い特徴があります。

アフィリエイト広告の種類

上では成果地点によるアフィリエイト広告の種別を紹介しましたが、ここではアフィリエイト広告の表示形式について紹介をしていきます。

バナー広告

四角形の形をしている広告で様々なサイズが用意されている広告です。

画像を使った広告であるため、視覚的にアピールできますが同時に広告であることを前面に押し出すことにもなるので、広告を見た人に警戒をされることがあります。

一見すると派手な広告ので効果が高そうに感じますが、警戒をされる可能性があるという面があることに注意しましょう。

テキスト広告

バナー広告とは違い、文章のみで構成された広告で広告としての主張はバナー広告に劣ります。

しかしテキスト広告は所謂「広告感」というものが薄まるため、広告に対する警戒心もそこまでなくクリック率が高いです。

また、文章になじみやすいため記事を読んでいる方の目線を止めずに広告を挟めるという利点もあります。

ボタン広告

ボタン広告は、その名前の通りボタンの形をしたアフィリエイト広告のことを指しています。

サービスの申し込みなどに誘導する際によく使われるため、一度は目にしたことがあると思います。

バナー広告と同じように広告であることがひと目でわかってしまいますが、記事中などで使いやすく目線が止まりやすいという利点があり、申込みなどの成約率がいいという効果があります。

また、ボタン自体の色などは広告を貼る側が自由に設定できるため、サイトのイメージカラーにあったボタンを設定できます。

ネイティブ広告

他の広告とは違い、メディアの他の記事に溶け込む形で表示される広告の総称をネイティブ広告と言います。

このネイティブ広告の中には、記事やSNSの投稿に紛れて表示される「インフィード型」、検索エンジンの結果表示の中に表示される「ペイドサーチ型」などの種類があります。

ネイティブ広告は、目に留まりやすくメディアやSNSを閲覧する体験を損なわせることなく商品やサービスを知ってもらうことが出来ます。

特に商品やサービスの事を知らない人たちへの効果が高く、認知度を獲得することができやすい広告と言えます。

しかし、メディア・SNSに溶け込む広告であるため「広告である」ということがわかりにくく表記されていた場合、ステルスマーケティング(ステマ広告)と判断されてしまうことがあります。

その記事や投稿を読んだり見たりする人が、すぐに広告であるということが伝わるように「広告」「PR」であることが表示させることが重要です。

うまゆき

アフィリエイトについて色々紹介してきましたけど、ちゃんとわかりました?(笑)

つまおじ

な、なんとか・・・あれ?そういえばなんでアフィリエイトについて聞いてたんだっけ?

うまゆき

いやいや。URLパラメータをアフィリエイトコードとして使う場合の説明をする為ですよ、忘れないでください(笑)

つまおじ

なんかあんまり関係ないような部分の解説もあった気もするけど・・・

アフィリエイトコードについて

アフィリエイト活動を行うアフィリエイターはURLパラメータをアフィリエイトコードとして使用することで、自分のブログやSNS更新からどれくらいの商品が売れたか、注文があったか、などといった情報を確認することが出来ます。

アフィリエイトコードとは、アフィリエイト広告をWebサイトなどに掲載するときに使われる英数字・記号の羅列のことを指しており、アフィリエイトタグ広告タグなどと呼ばれています。

つまり、このアフィリエイトコードをつけることで、どのサイトのどの広告を経由してきたのかがわかるため、広告効果や成果計測を知ることができますし、自分のブログの広告価値等もリサーチすることが出来るようになるわけです。

このURL末尾に付いているパラメータは大変便利なため、多種多様な用途があることから、パラメータが付いている=アフィリエイトコードによる広告と一概に決めつけることは出来ませんが、なんらかの効果を見るために貼られていると考えても問題ありません。

無論、自分のサイトから別のページにどれくらいのアクセスが流れているか、などに使われていることも多いのが実情です。

競馬予想サイトとアフィリエイトコードの関係性を考える

URLパラメータが多種多様なことが出来る大変便利なコードであることは分かりました。

競馬予想サイトを利用する方々はそれらを評価、批評する比較サイトなどがわざわざURL末尾にパラメータを付けているのを確認した事がある方も多いのではないでしょうか?それらは自分のサイトからのアクセス数などの効果を計測しているだけなのでしょうか?それとも、アフィリエイトコードとして使用し、競馬予想サイトのアフィリエイト活動を行っているのでしょうか?

まず最初に確認しておきたいのが、「アフィリエイトコードとして使用してアフィリエイト活動をしている事自体は悪ではない」と言うことです。

しかしそれは勿論ステルスマーケティングとして判断されないために、しっかりと【PR表記】をする場合に限られています。

また、もし比較サイトや検証サイトが「高評価としている競馬予想サイト」にのみにURLパラメータを付与していた場合、それはアフィリエイトコードとして利用している可能性が高いと言えるでしょう。ついているURLを使用している場合は、広告としてその記事を書いている可能性がかなり高いと言えます。

もちろん上でも説明しましたようにアフィリエイト行為自体は全く悪いことではないのですが、もしPR表記もつけずにURLパラメータをアフィリエイトコードとして広告利用していた場合はステルスマーケティング疑惑が生まれても仕方がないと言えるでしょう。

 

競馬予想サイトの様々な広告宣伝方法

競馬予想サイト運営側の収益と言えばやはりお客さんからの予想代金が売上になってくるわけですね。情報仕入元や取材費、サーバー代などの経費も必ずかかってくるものでしょうし、やはり新規会員をどんどん集客しないことにはお金がなくなって潰れてしまうことでしょう。そのためにも他にはどんな集客方法を行っているのでしょうか?

テキスト、ボタンなどの広告は色んなブログでも見かける上、たまに競馬とはあまり関係のないサイトでもバナー広告を見かけることがあります。

もちろん競馬新聞や競馬雑誌でも未だに競馬予想サイトの広告を多く見かけますね。

このことから競馬予想サイトはアフィリエイト広告を使って認知度などをあげて色んな広告媒体に出稿して新規会員を増やそうとしているということがわかります。

特に競馬は売上が上がっていってる=競馬をやったことがなかった層が競馬を始めたということもあるので、競馬で負けているけど競馬予想サイトという存在を知らない層という新しい開拓枠も出てきていると思われるので、まさに競馬予想サイト業界では激しい集客合戦が繰り広げられているのではないでしょうか。

つまおじ

確かに競馬って最近いろんな人が始めてるよね

うまゆき

某アプリゲームの大ヒットで競馬人口も増えて、売り上げもあがってるんですよね

つまおじ

競馬予想サイトはそこをチャンスだと思っているってこと?

うまゆき

そうです(笑)だって競馬人口が増えたと言っても、基本的には競馬初心者なんて負けてる人が大半ですからね

競馬予想サイトの広告の内容について

競馬予想サイトを利用する方々の目的としてはやはり「競馬で稼げるようになりたい」「競馬で負けた分を取り戻す」というものが多いと思われます。

そのため、どの競馬予想サイトも「稼げる!」や「高額配当を手に出来る!」といった射幸心を煽る宣伝文句で集客しているのが実情のようです。

中には「毎週が給料日になった」やあたかも金融商品のように宣伝している業者も存在しており、そのすべてが誇張だったりそもそも虚偽だったりと広告として破綻している場合も少なくありません。

このような明らかに怪しい広告文を打っている競馬予想サイトは詐欺の可能性も高いので注意が必要です。

そもそも競馬はギャンブル。競馬に詳しければ詳しい人ほどその難しさや稼ぐことの大変さは分かっていることでしょう。

では競馬予想サイトの広告は「誇張・虚偽」なものが多いにも関わず、何故規制が行われていないのでしょうか?

実はこうした誇張・虚偽の広告についての苦情などを受け付ける自主規制団体である日本広告審査機構では予想会社の広告については取り扱っていません。

そのため、消費者庁や国民生活センターと言った消費者保護政策を扱っているような機関からでも競馬参加者に注意を呼びかけることしかできないのが現状となっています。

ただし、スポーツ新聞に掲載されている広告はスポーツ新聞各社で広告掲載を希望している予想業者に対してレース発走前に予想を提出してもらい、実際に予想が的中しているかどうか検証を行っているそうです。

予想結果と広告内容に乖離があった場合には、広告掲載を拒否することもあるためスポーツ新聞や競馬雑誌で広告を出している競馬予想サイトはある程度信頼できる競馬予想サイトである可能性が高いと言えます。

もちろん、予想を検証していると言っても100%当たる情報などは競馬である以上存在しませんので過度な期待を持つのは厳禁です。そもそもすべての予想をスポーツ新聞に提供しているわけでもない為時折チェックをすり抜けた悪質なサイトが広告を掲載してしまう可能性も考えられるためです。

まとめ

今回はアフィリエイト広告URLパラメータの仕組みついて解説していきました。

広告の表示の仕方や広告の種類などを知っておくことで、自分が見ているものが広告なのか個人が書いているだけのレビューだったり善意の記事なのかなどの判別をすることができるようになるため、身に付けておくことで騙されてしまうことがだいぶ減るのではないでしょうか?

特に競馬予想サイトに限らず、ギャンブル系の広告は、誇張・虚偽が多いせいか簡単に信用してしまうと痛い目を見てしまいます。。

自分が当事者にならないためにもこういった事例のものや知識はしっかりと学んでおくことが大事です。

©2024_競馬予想サイト暴露検証ーステマ広告に騙されるな!口コミの実態と評判

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